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どうも、ブログの運営者@komugi_csmです。
今回は私も好きなハーブの1つ、ペパーミントの効能や肌への効果についてまとめました!
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ペパーミントの基本情報
学名 | Mentha piperita |
---|---|
種別 | シソ科ハッカ属 多年草 |
別名 | なし |
和名 | セイヨウハッカ(西洋薄荷)
コショウハッカ(胡椒薄荷) |
英語 | Pepper mint |
ドイツ語 | Pfefferminze |
フランス語 | Menthe poivrée |
イタリア語 | Menta piperita |
花言葉 |
|
\ 成分 /
メントール、メントールエステル、メントン、メントフラン、1.8シネオール、ジャスモン、カルボン、イソメントン、ロスマリン酸(タンニン)など
ペパーミントは、ウォーターミントとスペアミントが交配して生まれた種と言われています。
伸びた茎の上部で枝分かれしながら1.2mぐらいまで成長。卵型をした葉っぱの先は尖り、縁はギザギザしています。

ペパーミントの葉
7月~8月ぐらいに小さな花を咲かせますが、ミントの香りが弱まるため、ハーブとして利用する場合はその前に収穫します。
ミントを自分で育てたい場合は、ともかく繁殖力がすさまじいため、地植えせずにプランターで育てましょう。
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同じミントの仲間で和種ハッカ、スペアミント、クールミント、アップルミント、パイナップルミントなど600種類以上存在します。
ペパーミントの歴史
ペパーミントは古代エジプト時代から使用され王宮や神殿で太陽が沈む時間に毎日焚かれていた薫香「キフィ(聖なる煙)」にも使われていました。
古代ギリシャ人やローマ人にとってミントは生活に欠かせないもので、沐浴に使い、眠る際は寝室で香らせ、ペパーミントでつくった冠をかぶり宴会に出席していたほど。
中世ヨーロッパ時代に入ると、感染症予防として床にペパーミントを敷き詰めていました。
足で踏むと精油成分が部屋に広まり、抗菌力を発揮する「ストローイングハーブ」として活用したそうです。
1700年頃になるとイギリスで大人気を博したペパーミントは、商業的に大量栽培され現在では一般的なハーブとして知られるようになっています。
ペパーミントの学名 Mentha(メンタ)の由来
ギリシャ神話由来と言われており、冥界の神であるハーデスが、妖精のメンターに熱を上げているのに気付いた妻のペルセポネーは嫉妬に狂い、メンターを踏みつけて殺してしまいます。
哀れんだハーデスが、一本のハーブに姿を変えました。以来、そのハーブはミントと呼ばれるようになったそうです。
ペパーミントの効能・効果
- 鎮痛作用
- 抗菌作用
- 鎮痙作用
- 駆風作用
- 消化促進作用
- 肝臓強壮作用
- 解熱作用
- 去痰作用など
食べ過ぎや胃もたれ、乗り物酔いに
・メントール
ミント特有のスーッとした香りはメントールによるものです。
今では簡単に合成できるため、胃腸薬や歯磨き粉、ガムなどによく使われ、日常的な香りとなっています。
胃腸の筋肉をリラックスさせる働きと清涼感のある香りで、吐き気や胃痛をやわらげ、消化をうながします。
風邪やアレルギー症状の改善
・メントール
・1.8シネオール
・メントン、ジャスモン、カルボンなど
メントールやユーカリ、ローズマリーなどに多く含まれる1.8シネオールには粘膜を刺激し、炎症を和らげる作用があります。
さらに、メントンやジャスモン、カルボンなどには粘液を柔らかくして排せつしやすくする作用があり、鼻づまりや鼻水などの症状を抑え、すっきりさせてくれます。
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頭痛や筋肉痛の緩和
・メントール
メントールには痛みを和らげ、鎮静させる働きがあります。
特に緊張型の頭痛や体の痛みには、ペパーミント精油を入れたオイルマッサージなどがおすすめです。
虫よけ効果
ペパーミントの刺激的な香りはゴキブリやクモ、アリなどの害虫が嫌います。
キッチンの排水溝などゴキブリの侵入口に、精油をたらしておくと効果的。
また、野良猫のおしっこに悩まされている場合、ペパーミントの精油をアルコールと水で薄めスプレーしておくと寄り付かなくなります。
ペパーミントの肌への効能
- 殺菌作用
- 収れん作用
- 抗炎作用など
肌を清潔にし、毛細血管を収縮する収れん作用で毛穴を引き締め、肌の赤みを抑えます。
またペパーミントが持つ冷却作用、抗炎症作用は、肌を冷やし、かゆみを抑える働きがあります
500mlのペットボトルに水を入れ、精油1滴を入れてよくシェイクしたミントウォーターに。お風呂上りに肌がかゆくなる人は、かゆい部分にミストすると痒みが治まりやすくなります。
\ こんな人におすすめ /
- 肌の赤みが気になる人
- ニキビができやすい人
- 肌が乾燥し、かゆくなりやすい人
こんな人におすすめ
- ストレスでよく胃が痛くなる人
- 消化不良、胃もたれしやすい人
- 乗り物酔いしやすい人
- 肩こりや頭痛に悩まされている人
- 鼻炎アレルギーがある人
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ペパーミントを生活に取り入れる方法
- ハーブティー
- 精油
- ハーバルバス
ペパーミントは生葉、ドライ、精油と目的に応じて使い分けることができます。
ハーブティー
ペパーミントのハーブティーはミントの爽やかな香りとメンソールのスーッとした爽快感があり、クセがなく飲みやすいのが特徴です。
熱がある時、胃もたれ、軽い頭痛がある時は、ハーブティー飲むとをスッキリしますよ🎵
生のハーブ
自宅でも育てやすいペパーミントは、生のハーブそのままでも使うことが出来ます。
お料理に入れたり、そのままお湯でフレッシュミントティーを作ったり、カクテルに入れたり、お風呂に入れてハーバルバスとして楽しんだりとその用途はさまざま。
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精油
ペパーミントの精油には、痛みを抑える成分が入っているため軽い頭痛がある時にこめかみやうなじに少量塗ると、痛みが緩和されます。
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あとは、乗り物酔い防止のためにハンドタオルに数滴ペパーミントのアロマを垂らして、香りをすぐ嗅げるようにしています。
特に疲れたり酔いやすい長時間のフライトやバス移動の時におすすめ!
他にもリフレッシュしたい時にロールオンタイプのアロマを塗ったり、アロマで炊いたりと色々使えるのでペパーミントの精油は1本持っておきたいアイテム。
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ペパーミントを使用する際の注意点
- 妊娠中や授乳中の方
- 赤ちゃんには飲ませない
- てんかんの持病がある方
- ホメオパシー療法を受けている方
ペパーミントは大変パワフルな作用を発揮するため、特に精油は1週間以上連用する、大量に吸入するなどは避けましょう。
ペパーミントには母乳の分泌を抑える作用があるといわれています授乳中のお母さんは控えた方がいいでしょう。また、赤ちゃんには刺激が強すぎるので、お茶として与えないように。
また、ペパーミントに含まれる1.8シネオールはてんかん発作を誘発する恐れがあります。
ペパーミントには解毒作用があるといわれているため、ホメオパシー療法の効果を打ち消してしまう可能性があるので避けましょう。
まとめ
ハーブティーの中でも人気が高く、飲みやすいことから多くの人に愛されているハーブのペパーミント。
特に精油は、1本持っておくと様々な場面で活躍するのでアロマ初心者の方は必ず持っておきたい精油です。
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