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どうも、ブログの運営者@komugi_csmです。
今回は「長寿のハーブ」とも呼ばれているメディカルハーブ「ゴツコラ」の効能について紹介していきます。
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ゴツコラの基本情報
学名 | Centella asiatica |
---|---|
種別 | セリ科ツボクサ属 多年草 |
別名 |
|
和名 | ツボクサ(壺草)
セキセツソウ(積雪草) |
英語 | Indian pennywort、Gotu Kola |
ドイツ語 | Gotu Kola |
フランス語 | Gotu Kola |
イタリア語 | Gotu Kola |
花言葉 | なし |
\ 成分 /
ヘテロシド、トリテルペノイドサポニン(アジアチコサイド、マデカソサイド、マディッカソ酸、アジア酸など)、タンニン、ポリフェノール類、ビタミン類、ミネラル類、配糖体樹脂、タンニン、精油
ゴツコラは東南アジア原産のハーブで、現在では南アフリカ、アメリカなど広範囲のエリアに生育しています。
高さが10~45㎝になる多年草で地を這うように伸び“ゴツコラ”と言う、いかつい名前の割には可愛らしい丸みを帯びた扇形の葉をつけます。
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ゴツコラの葉
6月~10月ぐらいに、葉の付け根(葉腋)から花の茎が立ち上がり、白から紫色がかったピンク色の小さな花を咲かせます。
日本では関東から沖縄まで野原や道端に生えているため、雑草扱いされることがほとんど。(笑)
ゴツコラの歴史
ゴツコラは約5,000年以上前から使われてきたハーブで、東南アジアではその効能の高さから特に重要とされていた薬草でした。
その効能は科学的にも証明されWHO(世界保険機構)が「21世紀の驚異的薬草」として重要薬草リストに入れるなど、注目を集めています。
アーユルヴェーダの本場インドでは
インドの伝承医学アーユルヴェーダではゴツコラは「長寿のハーブ」として大変重要視されていました。
アーユルヴェーダでゴツコラはブラフミ(サンスクリット語)と呼ばれ、“創造神”を意味することばです。
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漢方の生まれた中国では
1世紀~2世紀頃に書かれたといわれる中国最古の薬物書では、ゴツコラは薬効の高い生薬「積雪草」として紹介され解熱・利尿や止血などに利用されました。
256歳まで生きたといわれる中国の医師、李青曇(Li Ching-Yun)が、霊芝・クコの実・高麗人参・ツルドクダミ・ゴツコラを食べていたことから「奇跡の不老不死薬」の1つとも言われています。
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東南アジアでは
東南アジアでは野生のトラがケガしたとき、体を擦り付けるという伝承があり「タイガーハーブ」という呼び名のもとになっています。
このことから、ゴツコラの生葉をもんで傷や皮膚炎の手当てにも使っていたようです。
インドやスリランカ、ミャンマーなどではサラダ・スープなどで食べることもあります。
欧米では
北米では昔、先住民族の間でも皮膚炎の治療や利尿剤として利用してきました。
その後、ゴツコラは主に民間療法で活用されてきましたが、18世紀頃にイタリアで強皮症(原因不明で皮膚が固くなるなどの症状を引き起こす)緩和に利用されたことで欧米でも注目されるようになりました。
欧米での研究では、静脈瘤・静脈炎の改善、学習能力や記憶力改善効果があったという報告もあり、脳の若返りに注目が集まっています。
ゴツコラの効能・効果
集中力や記憶力の増進
ゴツコラは血流を良くし、脳の神経を活性化するので、頭の回転が良くなり集中力がアップ!
仕事をしている方や受験生にもおすすめです。
脳を活性化するので、記憶力の衰えが気になりだした中高年にもおすすめです。
むくみや疲れの改善
オフィスワークなどで1日座りっぱなし、立ちっぱなしだと静脈の流れが悪くなり、むくみや疲れを感じる人も多いですよね。
ゴツコラは血流の流れを良くする効果により、むくみを改善してくれます。
欧米での研究ではゴツコラの持つ抗酸化作用などにより静脈の血流が改善、静脈瘤などの改善に効果があると言われています。
やけどや痔、傷の治癒
ゴツコラが持つ傷の治癒力を高める作用や傷跡が盛り上がるのを抑える働きにより、傷のひきつれや傷跡などを抑える効果が期待できます。
痔は血行が悪くなると治りにくいので、ゴツコラの血行促進作用や創傷治癒が役立ちます。
ゴツコラの肌への効能
ゴツコラは皮膚のただれや傷などを癒し、治癒を早めるという報告があることから、ニキビ跡のケアにもおすすめです。
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また、健康な皮膚に必要な脂質、たんぱく質、コラーゲンの生成をサポートするともいわれているので、美肌を保つのに役立ちます。
\ こんな人におすすめ /
- 肌荒れやニキビができやすい人
- かみそり負けなどを起こしている人
- 肌に弾力やハリがない人
- しわやしみが気になる人
ゴツコラはこんな人におすすめ
- 記憶力や集中力低下が気になる
- 足がむくみやすい、だるさが気になる
- 爪や髪、肌の健康を保ちたい
ハーブを生活に取り入れる方法
- ハーブティー
- ハーブカプセル
- タンチュメール(チンキ剤)
- ハーバルバス
ハーブティーで
ゴツコラは緑茶によく似たフレッシュな香りでクセがなく飲用しやすいハーブです。
カフェインを含まないので、寝る前でも安心。小さじ1杯程度のハーブティーを1日1回程度飲むのがおすすめ。
チンキやドライハーブで
ドライハーブを粉砕して詰めたサプリ1~2カプセルを、チンキ剤(タンチュメール)は小さじ1~1.5杯を1日2回程度服用するのが目安です。
\ コスメキッチンのタンチュメールがおすすめ /
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ハーバルバスで
足のだるさや血行不良が気になる場合はハーバルバスがおすすめ。
お湯でドライハーブを濃いめに抽出したエキスを40~42℃のお湯に数滴垂らして足浴や入浴すると、芯から温たまりポッカポカ!
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ゴツコラを使用する際の注意点
- 妊娠中・授乳中は医師や薬剤師のアドバイスを受ける
- セリ科(にんじんやセロリなど)アレルギーの人は避ける
ゴツコラは比較的安全に使えるハーブです。
妊娠中や授乳中に摂取して問題は特に報告されていませんが、心配な場合はあらかじめ相談しておくとよいでしょう。
過剰に摂取すると頭痛を起こす場合もあるようなので、飲みすぎに注意です。
まとめ
ゴツコラはメディカルハーブの中でも歴史が深く、その効能の高さが認められています。
体中の血流を促進、脳を活性化するので、いつまでも内側から若々しくいるためにはゴツコラは大活躍!
「長寿のハーブ」と言われるのも納得。
元気にしてくれるだけではなく、集中力もアップしてくれるなんて…現代の忙しくて疲れやすい女性にはピッタリじゃないか…。
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